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インターネット界隈の事を調べるお

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VOYAGE GROUPがMBO、CAから離脱!

VOYAGE GROUP(旧:ECナビ)がサイバーエージェントからMBOするとのことでとても驚いております。

株式会社VOYAGE GROUP、MBOの実施及び当社株式譲渡に関する意見表明のお知らせ

サイバーエージェントはVOYAGE GROUP株の72,7%を保有しているそうで、今回のVOYAGEのMBO支援企業であるポラリス・キャピタル・グループに62%を売却し、持ち株比率は10,7%となるそうです。今回はMBOなので、数年のうちにVOYAGE社長である宇佐美さんが買い戻すようなスキームなんだと思います。ちなみに今回のサイバーの売却益は約8億円だそうで、そこから考えるとVOYAGEのバリューは13億円程度ということになるのか?なんか少し少ない気がする。

サイバーのリリースにVOYAGEの財務状況が載っていたけど、昨期は売上79億円で経常損益が4億9千万・・・って「損益」なの?wikiでは利益が出ているような感じで書いてあったんだけど。ブログでは「今後も中長期的な事業成長のためにまだまだ海外展開やスマートフォン関連事業への投資が続く」と書いてあったので、そのあたりの資本投下が影響しているのですかね。なるほど。でも最近はベンチャー投資やコワーキングスペースなど興味深い展開も多くて、「数年のうちにIPO」らしいので、楽しみ。


ところで宇佐美さんはサイバーエージェントの役員交替システム「CA8」で2010年10月にサイバー取締役を退任し、VOYAGEに専念してましたが、今回のサイバーグループ離脱という事で、となると次はあそこのモバイルのグループ会社あたりが・・・いやいやいや。


今回の件の理由というのはいろいろあると思いますが、サイバーエージェント的に2009年にネットプライスの持ち株比率を下げたりしてた頃から「組織の整備」と「戦略の整備」を意識してやってきたんじゃないかと思うのですよ。EC系は外に出していき、技術とスマホ、ソーシャル系は取り入れていく。組織の新陳代謝には人一倍意識を置いている(と、僕は思っている)サイバーさんなので、今件もその一つだと。

しかし、サイバーエージェントグループの中核企業として、また宇佐美さんはサイバーの役員として活躍をされてきたわけで、今回の件はとても驚いた次第です。宇佐美さんとはお会いした事ないのですが、Twitter等で拝見する限り、おそらく良い人っぽいので、向いのビルから陰ながら応援していこうと思います。一度AJITOに行ってみたいなぁ。


夜はライトがカッコイイです!


クラウドファンディングでの資金調達成功額は28億ドル(世界で)



日本では『CAMPFIRE』や『Grow!』などが有名なクラウドファンディング。先ほどアメリカのCrowdsourcing社が発表したレポートによると、クラウドファンディングによる2011年の全世界の資金調達成功額は14億7千万ドルになり、今年2012年は約倍にあたる28億ドルになる見込のようです。

上の表でもわかるとおり、倍々とまではいかないものの、かなりの成長曲線を描いていますね。クラウドファンディングで資金を集めて、先日700万ドルの資金調達を行った『Gumroad』とか、一昨日くらいに話題になった『vites』、さらに電子書籍プラットホームや、サンドボックスなどで個人に直接販売する。個人が個人から資金を集めて、個人に販売するという時代が本格的にやってきたようです。


【参考資料】CROWDFUNDING INDUSTRY REPORT (ABRIDGED VERSION): Market Trends, Composition and Crowdfunding Platforms

ペパボが電子書籍を主事業とした子会社設立の件など

ペパボさんが電子書籍事業をメインとする子会社「ブクログ」を立ち上げると発表しました。

会社分割(簡易新設分割)による子会社設立に関するお知らせ(PDF)

子会社設立の理由として「競走激化が見込まれる電子書籍業界において、より迅速に事を起こせる体制構築のため」といった感じの事がリリースには書かれていました。昨年度のペパボさんの電子書籍事業(今回子会社に異動する部分)の売上は1,500万円とペパボ全体の0.4%と小さいが、事業として今後も注力していくんだぞという意気込みが感じられますね。個人的に子会社化って好きなんですよねぇ。

さて、電子書籍業界の市場規模ってどのくらいなのでしょうか。矢野経済研究所さんの調べによると、2011年は723億円の見込になるらしい。

電子書籍市場規模

これを見ると、今後も堅実に伸びていくような予測ですね。


電子書籍と一括りに言ってるけど、4つ分けられかなぁって思ってます。

・大手出版社系メジャー流通系
・同人系セミプロ系
・一般コンシューマー系
・電子書籍リーダー系

「大手出版社系メジャー流通系」はイーブックイニシアティブジャパンさんの『eBookJapan』なんかがそうかな。「同人系セミプロ系」はあえて言うとパピレスさんの『Renta!』とか。電子書籍リーダー系はここでは割愛します。今回のペパボさんが設立したブクログにおける『パブー』は「一般コンシューマー系」とセグメントできるんじゃないかと思っています。

ペパボさんはロリポップやJUGEMなどCGM系サービスを主に扱っているわけで、潜在的に「書き手(描き手)」は多く抱えている。個人的にはCGMは個人の作品を販売する方向に進むと思っている(『メルマ」とか『gumroad』なんかもその類に入れていいんじゃないかと)。CGMサービスをやっているペパボさんもSeesaaさんもやっている。やっぱりそうだよなぁって思います。『忍者サンドボックス』もそう。

今後pixivやlivedoorなんかも本腰入れて参入してくるんじゃないかなぁって妄想してます。そんな中、(言葉悪くて恐縮ですが)片手間ではなく、メインで集中して電子書籍をやっていこうと示したペパボさんには今後も注目したいところ。注目ばかりもしてられない。