忍者ブログ

インターネット界隈の事を調べるお

ジラフ社に出資した「SEM界では誰もが知る」アナグラム社を少し調べてみた

買取価格比較サイト「ヒカカク!」などを運営するジラフが資金調達をしたという記事がもろもろから出ていましたが、出資した企業の一つアナグラム社について今日は少し調べてみました。SEM界隈ではその名を知られているアナグラムだけど、知らない人も多いのではないかと。

アナグラム

Web上にあまり情報が無いのだが、いろいろ調べて、代表の阿部さんの経歴とアナグラム社の沿革、業績を無理矢理ひとつの図にしたのがこれ。売上について明確に数字で出ているのがコチラの記事。あとはこちらのグラフから推測し、2016年3月期と2011年3月期を流れからおおよその数値を入れて売上高のグラフを作りました。阿部さんの経歴についてはコチラコチラの記事からまとめました。阿部さんは「アパレル→Webコンサル会社→SEM会社起業」という経歴。セミナーなどの登壇も多く、著書もいくつか発行されています。

現在従業員数が約30名で、売上15億円超えるくらいの優良企業。業績だけ見れば普通に上場できるレベルですね。そして今回のジラフ社への出資でスタートアップへ投資も今後やっていくのかなと。第一号インターンから現在は取締役になっている竹内氏のウォンテッドリーに「このさきやってみたいこと」として『クライアントの成長に責任を持ちCVC出資or資金調達まで支援』と書かれており、今回はその第一歩なのかもしれません。



上場から約一年で株価3倍以上になったエボラブルアジアは事業も投資も積極的

去年3月に東証マザーズに上場したエボラブルアジア。何となく「オフショアの会社」というイメージを持っていたのですが、目論見書見てたら、旅行系事業の方がオフショア事業よりも倍くらいあって「なるほどぉ」と思った記憶が。まぁそんなわけで上場して一年が経とうとしてるエボラブルアジア社ですが、7月には上方修正するなど業績好調のようですごいなーと思ってたのですが、改めて上場後の「資本提携」「投資」関連の動きをまとめてみました。

エボラブルアジア

2016年9月に「投資事業」を開始しましたが、しばらく動きが無かったものの、今年に入って4件の出資を実行するなど積極的な動きになっていて注目です。上場後にも子会社化や出資などを数件行っていたようですが、特徴的なのが合弁会社の設立が2件あるとこかなと。エボラブルアジアは合弁設立が好みなのかもしれない。合弁好きと言えば光通信だが、光通信とは昨年夏に資本業務提携を結んでる。その他、NHN PlayArt、テコラスとも資本業務提携を結ぶなど、出資するだけじゃなく、出資してもらう動きも。

民泊関連事業、訪日事業あたりを軸に今後もその事業にプラスになるような出資、MAなど積極的に行っていきそうな予感で楽しみです。


【関連エントリー】
2016年上半期マザーズに上場した会社の公開日と現在



六本木ネット系ベンチャー地図2017春

六本木地図

さぁ今年もやってきました「六本木地図」です。ミッドタウンを首都に長年権勢をふるっていたヤフーが紀尾井町に遷都するという大きな出来事があったこの一年ですが、来週からDMMが恵比寿から六本木に遷都してくるようで、新たな秩序がうまれそうな六本木界隈。DMMがやってくる住友不動産六本木グランドタワーもそうですが、カカオがやってくるTri-Seven Roppongiなど新たなビルがどんどこ建ち始めてる六本木。来年の更新時にはまた違った風景が広がってるかもしれません。

六本木ヒルズは相変わらず大盛況で、様々なネット系企業が存在し、六本木一丁目方面にはVCが集結するなど、渋谷に比べて比較的アクティブな感じです。


【参考サイト】
http://blog.livedoor.jp/amenimomakezu_/

【関連エントリー】
六本木界隈IT企業地図2016年春
六本木界隈IT企業地図2015年春
渋谷ネット系ベンチャー地図2017新春