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インターネット界隈の事を調べるお

3年前に僕が出資したいと思ってた10社



毎日のように総会、役会、報告会に出席している今日この頃ですが、ふと3年前のことを思い出しまして。3年前の2014年2月、有給消化中の僕に某氏から「大柴さんがいま出資したい会社はどこですか?10社くらいあげてもらえますか?ステージとか気にせずに。」という質問が突然きまして、急いで回答したのですが、その時に回答した10社ってどの会社だったっけな?と気になり、過去ログを掘り返してみました。2014年2月に僕が「出資したい」と思ってた国内外のスタートアップとステージが進んでしまっているけども凄く好きな2社のあわせて10社は以下のとおりだったようです。



【国内企業】

バイバース
http://bybirth.jp/
メイク動画サイト『GODMake』を運営。2013年にアイスタイルが約1億円の企業価値で33.4%取得し関連会社化していたけど、ラウンドがもし発生したらアリだなぁと。動画でこそのコンテンツとして「メイク」というのは良い領域だと思う。

2014年7月にC Channelがスタートし、メイク動画のYoutuberが人気を博すなど、ついに「動画の時代」が来た感ある。『GODMake』はいろいろとサービス連携など進めてるけど、資金調達は無いので、そのままアイスタイルグループとして頑張っていく感じ。


みんれび
http://www.minrevi.co.jp/
『葬儀レビ』『シンプルなお葬式』『お坊さん便』など葬儀関連のサービスを運営。葬儀サービスにはいろいろと疑問や矛盾を感じており、またそれを解消するようなサービスもまだ出そろっていないので、業界時代に注目してた中で気になった一社。

当時は資本金500万円だったのでおそらく自己資本だけでやっていたと思われるが、2015年にグローバル・ブレイン、三井住友海上キャピタル、SMBCベンチャーキャピタルから2.85億円を調達。


アトコレ(現マイナースタジオ)
http://miner.co.jp/
絵画紹介サイト『アトコレ』からニュースメディア『The New Classic』にシフトしていた頃。メディアの文章力が他とは一線を画していたので良いなぁと。そもそも『アトコレ』自体も好きではありました。

会社名をマイナースタジオに変更し、いくつかのメディアを運営。2015年9月にメンバーズに買収され、子会社化。


エウレカ
http://eure.jp/
ご存知、婚活サービス『pairs』運営のエウレカ。当時のメモによると会員数60万、マッチング数200万組だったみたい。いまや会員数500万人、マッチング数3,200万組突破と勢いは止まりません。『Couples』はリリース前。

2015年5月に米IACグループにより買収された件は衝撃的でした。外部資本を入れなかったことで知られています。なのでどのタイミングでも出資は難しかったのかも。


CityLights
http://diyp.jp/
葬儀領域と並んで興味のある「不動産」分野ですが、少し捻って「DIYできる賃貸物件」専門の検索サービス『DIYP』運営のCityLightsをリストアップしました。たぶん法人じゃないのでそもそもあれなのですが。

従来の賃貸情報サイトは大手の寡占状態なのですが、個性的な賃貸物件サービスはいくつか存在しますね。はてなも新規事業として『物件ファン』始めましたし、中古マンションの『cowcamo』など面白いサイトも続々と出てきてます。僕が運営している『面白い間取りを調べるお』は絶賛更新停滞中。


キーバリュー
http://www.keyvalue.jp/
ユーザーローカルのイトマサさんが個人でやってた会社。『Virtual Cycling』『あんしん監視カメラ』などの面白ハードを提供していました。

現在はキーバリューの製品サポートは終了しているようで、イトマサさんもユーザーローカルに専念している感じ。ユーザーローカルは来週上場予定。おめでとうございます。



【海外企業】

Pinkoi
http://www.pinkoi.com/
台湾に本拠地を置くハンドメイドマーケットプレイス『Pinkoi』。『Pinkoi』は2011年にローンチされ、Etsyが欧米を中心に拡大し、日本でもハンドメイドマーケットプレイスが盛り上がってきたとこで、台湾の『Pinkoi』は良さそうだと思った次第。

2015年11月に約11億円を調達し、2016年3月には博報堂グループのハンドメイドマーケットプレイス『iichi』へ資本参加し、筆頭株主になるなど台湾、日本を含めたアジア地域で積極的に活動。株主はセコイア・インド、IVP、GMO VPなど。


Whistle
http://www.whistle.com/
犬の健康管理ソフトで「ペット用Fitbit」とも言われる『Whistle』。犬の首輪から健康などをチェックし、スマホで確認できるサービス。IoTではペット領域が良さそうだと思って、その中でも良さげだったのがこれ。

当時既に600万ドルを調達してたみたいで、合計2,500万ドル調達したという話。そして2016年4月、食品メーカーMars Petcareに1億1,700万ドルで買収されました。


【メガスタートアップ】

Gunosy
https://gunosy.co.jp/

Metaps
http://www.metaps.com/ja



という10社でした。3年も経つと会社の規模もステータスもかわってて面白いですね。自分は3年でどう変わったのだろうか...。


ジラフ社に出資した「SEM界では誰もが知る」アナグラム社を少し調べてみた

買取価格比較サイト「ヒカカク!」などを運営するジラフが資金調達をしたという記事がもろもろから出ていましたが、出資した企業の一つアナグラム社について今日は少し調べてみました。SEM界隈ではその名を知られているアナグラムだけど、知らない人も多いのではないかと。

アナグラム

Web上にあまり情報が無いのだが、いろいろ調べて、代表の阿部さんの経歴とアナグラム社の沿革、業績を無理矢理ひとつの図にしたのがこれ。売上について明確に数字で出ているのがコチラの記事。あとはこちらのグラフから推測し、2016年3月期と2011年3月期を流れからおおよその数値を入れて売上高のグラフを作りました。阿部さんの経歴についてはコチラコチラの記事からまとめました。阿部さんは「アパレル→Webコンサル会社→SEM会社起業」という経歴。セミナーなどの登壇も多く、著書もいくつか発行されています。

現在従業員数が約30名で、売上15億円超えるくらいの優良企業。業績だけ見れば普通に上場できるレベルですね。そして今回のジラフ社への出資でスタートアップへ投資も今後やっていくのかなと。第一号インターンから現在は取締役になっている竹内氏のウォンテッドリーに「このさきやってみたいこと」として『クライアントの成長に責任を持ちCVC出資or資金調達まで支援』と書かれており、今回はその第一歩なのかもしれません。



上場から約一年で株価3倍以上になったエボラブルアジアは事業も投資も積極的

去年3月に東証マザーズに上場したエボラブルアジア。何となく「オフショアの会社」というイメージを持っていたのですが、目論見書見てたら、旅行系事業の方がオフショア事業よりも倍くらいあって「なるほどぉ」と思った記憶が。まぁそんなわけで上場して一年が経とうとしてるエボラブルアジア社ですが、7月には上方修正するなど業績好調のようですごいなーと思ってたのですが、改めて上場後の「資本提携」「投資」関連の動きをまとめてみました。

エボラブルアジア

2016年9月に「投資事業」を開始しましたが、しばらく動きが無かったものの、今年に入って4件の出資を実行するなど積極的な動きになっていて注目です。上場後にも子会社化や出資などを数件行っていたようですが、特徴的なのが合弁会社の設立が2件あるとこかなと。エボラブルアジアは合弁設立が好みなのかもしれない。合弁好きと言えば光通信だが、光通信とは昨年夏に資本業務提携を結んでる。その他、NHN PlayArt、テコラスとも資本業務提携を結ぶなど、出資するだけじゃなく、出資してもらう動きも。

民泊関連事業、訪日事業あたりを軸に今後もその事業にプラスになるような出資、MAなど積極的に行っていきそうな予感で楽しみです。


【関連エントリー】
2016年上半期マザーズに上場した会社の公開日と現在