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インターネット界隈の事を調べるお

2016年上半期マザーズに上場した会社の公開日と現在

1月19日です。「キングダム」の最新刊が発売されたので電車の中で読んできましたが、今巻は面白かったです。さてその話は置いといて、昨年2016年に上場した会社の初値ってどうだったのかな?そんでもって今はどうなのかな?とふと思いまして、ちょっと調べてみました。下半期に上場した会社はまだ期間もあまり経ってないので「2016年上半期にマザーズに上場した会社」だけをピックアップして調べてみました。たぶん抜け漏れ無いと思います。

2016年上半期にマザーズに上場した会社

2月末に我らがはてなが上場し、6月28日のベガコーポレーションまで25社。様々な事業をやってる会社が上場しました。公開日終値で公開価格より一番高騰したのは「キャリコネ」「Voxer」のグローバルウェイ。公開価格の4.83倍の値をつけました。次点ではてなの3.38倍。

公開日終値ベースで一番時価総額が高かったのが548億円のストライク。M&Aの仲介事業などをやっている会社で上場直前期である2015年8月期は売上高14億円、経常利益5.4億円という規模感。

公開日(終値)と現在(1月18日終値)を比べて一番上がったのはエボラブルアジアの3.39倍。オンライン旅行事業とオフショア開発で知られる会社。エボラブルアジアの時価総額は480億円。

というわけで、特にオチがあるわけではありませんが、2016年上半期にマザーズに上場した企業のあれこれをざっと調べてみました。先日のセントレックス上場会社の時にも感じましたが、世の中いろんな事業がありますね。



ファンコミ16年分の業績や生産性、従業員数などの推移をぼんやり眺めた

昨年末に(いくつかある)弊社の一つの会議で「生産性を高めていこう」というような話をしたんです。その際に4年前に書いた「ASP4社の生産性」についての記事を引用して説明したのですが、その中で一番生産性が良く、参考にしなきゃなーと思ったファンコミについて改めて見てみました(一人当たり売上利益比較のネタはいまや戯言さんのシリーズになってしまったので今回はファンコミだけです)。

ファンコミ業績

まずはざっと第2期(2000年12月期)から第17期(2015年12月期)の業績推移を。第2期は売上高1,744万円、経常損失1億170万円。翌第3期は売上高は約2億円と伸ばしますが、経常損失は前期並の1億ちょっと。さらに第4期は売上高約4.9億円と飛躍し、経常損失も7,600万円に。そして第5期(2003年)に売上高10億円突破し、黒転します。ヤナティさんの先日のブログ記事でも「市場が立ち上がった感触を得るのは2002年過ぎ」と書かれていましたね。

市場が立ち上がり、売上も格段に伸び、黒字化し、ジャスダックに上場。しかし数字的に見ると2006〜2008年は横ばいに。この時期はグレーゾーン金利の問題などで金融系アフィが一気に減った時代。某A社の「07ショック」など、ASPには厳しい時代だったのかもしれません。

やはり飛躍のきっかけは「nend」の投入。スマホシフトが進む中で上手く流れをつかみ、急拡大に繋がりました。2014年には東証一部に市場変更。名実ともにネット広告を代表する企業になったと言えるのではないでしょうか。


ファンコミ生産性

さて、次が本題の生産性について。従業員(正社員)一人当たりの売上高と経常利益の推移。2004年以降従業員一人当たり6,000万円前後の売上高、1,000万円前後の経常利益を出しています。これはこれで優秀ではありますが、「nend」大ブレイク以降はさらに優秀で、2015年度は従業員一人当たり1億2千万を売上げて、2,000万円の経常利益を作っています。臨時雇用者を含めても一人当たり約1億円の売上、1,800万円の経常。なかなかこの数字を「弊社」でも実現するのは難しいけど、頭を使ってどうにか近づけていければなぁと。


ファンコミ従業員数

最後に従業員数の推移。臨時雇用者含めると2015年は350人。格段に正社員数が増えたここ数年は臨時雇用者の割合は20%を切るくらい。それ以前は25%前後。この辺の割合については他社の事例も調べてみて参考にしようと思います。


というわけで長々と書いてきましたが、参考にできそうなとこは取り入れて、みなさんも良い会社にしていってください。僕もがんばります。



『小室プロデュースの世界』を見て調べたくなった「avexの業績推移」

先日『マツコの知らない世界』の「小室プロデュースの世界」の見てたんです。何気なく見てたのですが、気づいたら食い入るように見てました。高校〜大学時代という多感な時期が「小室ファミリー」全盛期であったため、もろもろ思い出が蘇りました。そんなわけで「小室ファミリー」と言えばavexなわけで、avexの業績推移を見てみました。

avex業績推移

流行り物を扱っているので業績の波というのは当然出てきちゃうのかなと思いますが、流行以外にも、長らく音楽流通の主流として君臨していた「CD」の衰退という数十年に一度の変革期の中で基本的に売上を伸ばし続けているのは凄いなぁと思うのです。

2017年3月期2Qにおける売上高構成は「音楽:237億円」「映像:228億円」「マネジメント、ライブ:302億円」といったところ。CD販売だけでなく、総合的なエンタメ事業にシフトしていってる感じ。

「インターネット界隈」のブログなので音楽関連の会社を取り上げるのは少しアレではありますが、数ある音楽関連の会社の中でも「もっともインターネット寄り」にいるのはavexなのかなと感じています。ミュウモヤBEE TV、UULAなど、直近ではサイバーエージェントとの定額音楽配信サービス『AWA』などインターネット領域への進出にチャレンジし続けてる。このあたりの姿勢は見習いたいものです。