[PR] ×[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 http://takanoridayo.blog.shinobi.jp[PR]
ファンコミ16年分の業績や生産性、従業員数などの推移をぼんやり眺めた 昨年末に(いくつかある)弊社の一つの会議で「生産性を高めていこう」というような話をしたんです。その際に4年前に書いた「ASP4社の生産性」についての記事を引用して説明したのですが、その中で一番生産性が良く、参考にしなきゃなーと思ったファンコミについて改めて見てみました(一人当たり売上利益比較のネタはいまや戯言さんのシリーズになってしまったので今回はファンコミだけです)。まずはざっと第2期(2000年12月期)から第17期(2015年12月期)の業績推移を。第2期は売上高1,744万円、経常損失1億170万円。翌第3期は売上高は約2億円と伸ばしますが、経常損失は前期並の1億ちょっと。さらに第4期は売上高約4.9億円と飛躍し、経常損失も7,600万円に。そして第5期(2003年)に売上高10億円突破し、黒転します。ヤナティさんの先日のブログ記事でも「市場が立ち上がった感触を得るのは2002年過ぎ」と書かれていましたね。市場が立ち上がり、売上も格段に伸び、黒字化し、ジャスダックに上場。しかし数字的に見ると2006〜2008年は横ばいに。この時期はグレーゾーン金利の問題などで金融系アフィが一気に減った時代。某A社の「07ショック」など、ASPには厳しい時代だったのかもしれません。やはり飛躍のきっかけは「nend」の投入。スマホシフトが進む中で上手く流れをつかみ、急拡大に繋がりました。2014年には東証一部に市場変更。名実ともにネット広告を代表する企業になったと言えるのではないでしょうか。さて、次が本題の生産性について。従業員(正社員)一人当たりの売上高と経常利益の推移。2004年以降従業員一人当たり6,000万円前後の売上高、1,000万円前後の経常利益を出しています。これはこれで優秀ではありますが、「nend」大ブレイク以降はさらに優秀で、2015年度は従業員一人当たり1億2千万を売上げて、2,000万円の経常利益を作っています。臨時雇用者を含めても一人当たり約1億円の売上、1,800万円の経常。なかなかこの数字を「弊社」でも実現するのは難しいけど、頭を使ってどうにか近づけていければなぁと。最後に従業員数の推移。臨時雇用者含めると2015年は350人。格段に正社員数が増えたここ数年は臨時雇用者の割合は20%を切るくらい。それ以前は25%前後。この辺の割合については他社の事例も調べてみて参考にしようと思います。というわけで長々と書いてきましたが、参考にできそうなとこは取り入れて、みなさんも良い会社にしていってください。僕もがんばります。 http://takanoridayo.blog.shinobi.jp/Entry/503/ファンコミ16年分の業績や生産性、従業員数などの推移をぼんやり眺めた
『小室プロデュースの世界』を見て調べたくなった「avexの業績推移」 先日『マツコの知らない世界』の「小室プロデュースの世界」の見てたんです。何気なく見てたのですが、気づいたら食い入るように見てました。高校〜大学時代という多感な時期が「小室ファミリー」全盛期であったため、もろもろ思い出が蘇りました。そんなわけで「小室ファミリー」と言えばavexなわけで、avexの業績推移を見てみました。流行り物を扱っているので業績の波というのは当然出てきちゃうのかなと思いますが、流行以外にも、長らく音楽流通の主流として君臨していた「CD」の衰退という数十年に一度の変革期の中で基本的に売上を伸ばし続けているのは凄いなぁと思うのです。2017年3月期2Qにおける売上高構成は「音楽:237億円」「映像:228億円」「マネジメント、ライブ:302億円」といったところ。CD販売だけでなく、総合的なエンタメ事業にシフトしていってる感じ。「インターネット界隈」のブログなので音楽関連の会社を取り上げるのは少しアレではありますが、数ある音楽関連の会社の中でも「もっともインターネット寄り」にいるのはavexなのかなと感じています。ミュウモヤBEE TV、UULAなど、直近ではサイバーエージェントとの定額音楽配信サービス『AWA』などインターネット領域への進出にチャレンジし続けてる。このあたりの姿勢は見習いたいものです。 http://takanoridayo.blog.shinobi.jp/Entry/502/『小室プロデュースの世界』を見て調べたくなった「avexの業績推移」
ふと気になったので「名証セントレックス」に上場している企業を簡単に調べてみた 何となくセントレックスが気になりまして、ちょっと調べてみたんです。セントレックスと言えば名証の新興企業向けの株式市場なわけですが、Yahooファイナンスを見ると、現在は12社が上場しているようです。オウケイウェイヴやガイアックスのことはよく知っているのですが、その他の会社がどんな会社なのかわからなかったので、簡単に紹介してみます。ギガプライスhttps://www.gigaprize.co.jp/マンション向けインターネットサービスなどを運営しているようで、「引越した当日からネットが使える」サービスを提供。これは意外と良いですね。不動産関連のネットビジネスやホスティングなどを展開しており、セントレックスでは時価総額ダントツ1位。フリービットの子会社。ゼットンhttp://www.zetton.co.jp/国内外にFC店含め82店舗の飲食店を展開する会社。「ALOHA TABLE」「神南軒」などを展開。ミッドタウンに入ってる「orange」もゼットンのお店。全体的に高級感あって、オシャレなお店が多いですね。ちなみにorangeにいる人は貴族だと思ってます。コムシードhttp://www.commseed.net/主にパチスロ関連のスマホアプリを開発運営している会社。「パチンコシュミレータアプリ」というジャンルがあるんですね。親会社は韓国のCykan Holdings。バルクホールディングスhttp://www.vlcholdings.com/マーケティングリサーチの「バルク」などを傘下に持つHD。バルクが事業の中心ですが、住宅関連事業や受託開発などの事業も展開しているようです。アートグリーンhttp://www.artgreen.co.jp/法人向けに胡蝶蘭の仕入れ配送を行う会社。取引社は200社弱。その他、総合園芸コンサルタントなどを展開。12社の中で一番最近上場した会社で、2015年12月に上場。アークコアhttp://www.arkcore.co.jp/バイク買取りサイト「バイクランド」を運営。実店舗展開もしている。また子会社によるエニタイムフィットネスのフランチャイズ展開も最近活発。ゴルフ・ドゥhttp://www.golfdo.com/ゴルフの中古クラブのリユース事業をオンラインとオフラインで展開している企業。実店舗はFC合わせて76店舗。創業30周年のベテランベンチャー。21LADYhttp://www.21lady.com/「ライフスタイル産業の総合支援事業」を展開する会社。現在はシューアイスで有名な「HIROTA」の展開、デンマークのインテリアブランド「イルムス」の2ブランドを事業展開しているようです。「HIROTA」も「イルムス」も有名だけど、21LADYがやってたのか。過去にはHUBも持分法適応会社だったようです。エスポアhttp://www.es-poir.co.jp/ゲオの新規事業からスタートした会社で、かつての社名はゲオエステート。「不動産に関する企画・開発・マネジメント」を軸とした不動産ビジネスとのこと。日本PCサービスhttp://www.j-pcs.jp/パソコンやスマホ、インターネット、デジタル家電などの保守やサポートをメイン事業としている会社。会員向けに電話やオンラインでのサポートを行う事業と訪問など対面でサポートを行う事業など高齢化社会においてニーズが高まりそうではある。ざっと10社を紹介してきましたが、普段ネットビジネスに囲まれているので、たまにはこういったビジネスモデルに触れるのも面白いですね。 http://takanoridayo.blog.shinobi.jp/Entry/501/ふと気になったので「名証セントレックス」に上場している企業を簡単に調べてみた