取締役会の人数は会社の個性であったり事業領域の広さだったりを表すような気がする
半沢直樹の東京中央銀行のモデルと言われている三菱東京UFJ銀行の役員数は取締役、監査役合わせて25人もいます。取締役会長、取締役副会長、頭取、副頭取×5・・・ドラマさながらの圧迫感があるのかもしれません。
役員構成に関して、昨日國光さんがソフトバンクとドコモの取締役会についての記事について言及しておられました。
この記事にあるソフトバンクとドコモの取締役会の構成はこんな感じ。孫さんが重要な意思決定で、取締役会の意見を本当に聞いているかはともかくとして(笑) 取締役のメンバー構成からSoftBankとドコモを比べるのは面白い視点 http://t.co/MhXNYPiS1K
— 国光宏尚 (@hkunimitsu) October 2, 2013
上記ツイートで紹介されている記事によると、ドコモは14人の取締役中13人がNTT出身だとか。ソフトバンクの方は孫さんのリーダーシップが発揮されそうな構成。どちらが良くて、どちらが悪いというわけではありませんが、企業の個性があらわれているなぁと感じます。
インターネット系の会社はどうなっているのでしょうか?いくつか有名なIT企業をピックアップしてみました。
なんとなく雰囲気を感じることができる気がします。他のインターネットベンチャーはどうでしょうか?先日バズっていた某ヤナティ氏のエントリーに載っていたリスト上位30社を調べてみるとこんな感じ。ざっくりと調べたので参考程度に…。
事業領域が拡がっていけば、それだけ管掌役員が増えてくるので、取締役が多いのはダメという考えは間違っていると思いますが、数が増えればそれだけ統制も難しくなります。しかし、トップの暴走を防ぐこともできるはず。重要なのは数ではなく、構成、人選ですよね。ここまで数ばかり書いてきて言うのも何ですが…。
しかし、リブセンスの3人ってのが目立ちますね。