「チケット流通センター」のSBIライフリビング社の複雑な沿革
かいつまんで沿革を図にしてみましたが、こんな感じ。SBIライフリビング社は「不動産関連事業」と「インターネットメディア事業」の2本柱なのですが、全く関係無さそうな二つの事業が存在する理由がこの沿革にありました。元々は札幌で不動産関連の会社として設立されたシープエンタープライズ社を祖とするのがSBIライフリビング社。2006年にマザーズ上場を果たした後、SBI傘下になり、SBIよりインターネットメディア事業を引継ぎ、今に至るという感じ。
SBIが持っていたインターネットメディア事業というのもルーツは様々で、現在SBIライフリビング社の業績を牽引する「チケット流通センター」は元々インターアイ社がやっていたものが祖っぽい。ファイナンス・オール社の成り立ちも当時のインターネット界隈感あって懐かしい気もする。
そんなSBIライフリビング社の業績がこちら。2015年3月期の2Q累計の数値を見ると不動産事業の売上をついにメディア事業が抜いてます。前述の「チケット流通センター」と白ロム販売の「ムスビー」が好調っぽい。
SBI系はあまり知らなかったけど、まだまだ面白そうな会社ありそうだなぁ。