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インターネット界隈の事を調べるお

『Etsy』はもうすぐ売上10億ドルらしいけど、国内ハンドメイドECはどうなの?

ハンドメイドEC

先日臨時収入が2万円程あったので、妻と半分ずつ分けることにした。「これで洋服で買えばいいよ」と1万円渡したら「布を買う」とのこと。妻はこの冬、新しい服を買わないで自分で洋服を作っている。「1万円もあったらいっぱい布が買える」と喜んでいた。そのうち日暮里あたりに買い付けに行きそうです。

自分で作るのは洋服だけではなく、小物や生活雑貨など多岐に渡る。「売ればいいじゃん」と言ったんだけど、どうにも本人は売る気がないらしい。おそらく自分の中での基準をクリアするクオリティのものができたら売り始めるかもしれない。ちなみに『minne』はたまに見ているらしい。


海の向こうのハンドメイドEC『Etsy』の売上が前年比70%増の8億9千500万ドルだという記事を見てビックリしました。そんなに市場があるのかと。楽天とアマゾンの国内売上の記事なども盛り上がっていたけど、ハンドメイドECの分野も侮れないなぁと感じました。

国内でも前述の『minne』の他にもいくつかハンドメイドECモールは存在します。ペパボさんの2012年期第三四半期の決算資料から主要ハンドメイドECモールの数値を抜き出し、蛇足ですが各モールのFacebookページのいいね数なども加えてみました。あと、『Etsy』も。

ハンドメイドEC

商品数は各モールとも当然増えていると思います。さっき『minne』を見たら「63,831点」ってなってました。相当増えましたね。まだ事業としては手探りなところでしょうが、『Etsy』の数値を見ると夢が広がりますね。『Etsy』は世界200ヶ国の利用者がいるようです。国内の各モールも活路はやはりそこなのかなと思います。『iichi』は英語圏にも進出しているようですし、他社も早い段階で多言語対応していきそうです。


ショッピングカートをモール化するのがこういった類のビジネスでは常套手段だと思うのですが、『BASE』などのサービスはそれとは一線を画す新しい試みだと思うんです。モール化はせずに各個人が各自でソーシャルなどで拡散していくという流れはこれまでとは違った潮流で興味深い。『BASE』などのサービスは当然ハンドメイド作家さんたちもターゲットの一つだと思います。ECモール対個人ECサービスの行方が気になります。お互いに個性を出していけばバッティングはしないような気もするんですけどね。


とりあえず僕は不器用なのでハンドメイドは無理なんですが、サイトを見ているのは楽しいです。


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【紹介したサービス】
・minne http://minne.com/
・tetote http://tetote-market.jp/
・Creema http://www.creema.jp/
・iichi http://www.iichi.com/
・cooboo http://cooboo.jp/
・ETSY http://www.etsy.com/

【参考記事】
手作りEC「エッツイ」が1000億円企業に成長
マーケットプレイス型ECサイト「Etsy」の唯一化戦略
実際のところ楽天とアマゾンはどっちが勝っているのか?流通総額を試算してみた
メディア化するECが変える「発見」と「体験」
http://pdf.paperboy.co.jp/presentation/20121102p.pdf





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