増え続ける情報に対しての新たな提案『Summly』を米ヤフーが買収

米ヤフーが『Summly』を2,000万～4,000万ポンドで買収する方向らしい。日本円で最大57億円くらい。『Summly』開発者は17歳のイギリスの少年だそうです。おやおや、これは。最近米ヤフーの動きも活発ですね。

＞ヤフー、英少年が立ち上げたアプリ企業を買収へ 最大60億円近くか[AFPBB News]
＞ヤフーが１５歳の高校生が作った会社を3,000万ドルで買収　グーグルやフェイスブックを出し抜く快挙！[Market Hack]


買収金額はそれはそれで凄いのですが、そんなことよりも『Summly』が「ウェブサイトの内容を要約するアプリ」ってのに興味をひかれました。ようするにLivedoorニュースがやっていて好評を博している「ざっくり言うと」を自動的にやってしまうって感じでしょ。それは凄い。もう金額などどうでもいい。Livedoorニュースの「温度感」も好きなんだけどね。

＞「ざっくり言うと」から学ぶ！スマホ時代のウェブコンテンツに最適な「要約」のススメ[NHN Japan ディレクターブログ]


要約の精度が気になるとこですが、もう既に欧米では人気らしいので精度もそれなりに良いのだろう。



Google Readerのサービス停止の話から「情報収集」についてのコメントをTwitter上でも見かけたりするのですが、増え続ける情報に対して「厳選して配信」という流れができつつあるのかなと感じているんですが、『Summly』はソースを厳選しないでガシガシ上っ面だけを見ていくことができるのかなぁ？これは「厳選して配信」とは違う流れで興味深いなぁ。

ちなみに僕の情報収集は基本的に「Twitter」と「検索」です。あと、15時すぎに「適時開示」情報を見にいくくらいかなぁ。




（おまけ1）ざっくり描いてたメモ。



（おまけ2）Gunosyのユーザー数推移。