『Fab.com』に出資したシングテル投資部門のポートフォリオ
>オンラインデザインストアのFab、SingTelから約10億円を調達し、アジア進出を本格化
テンセントの額に比べると今回のシングテルからの調達額は少ないけど、シンガポールを中心にアジア各国に影響力を持つシングテルからの出資は大きいのではないかと。額ではないのかな。
というわけで「Fab.com、アジアへの進出凄いなー」と思うのですが、一方でシングテルの動きもとても気になるところ。ミャンマーの携帯認可入札では破れてしまったシングテルですが、それでも存在感は大きい。
今回Fab.comに出資したのはシングテルの投資部門SingTel Innov8なのですが、このファンドは2010年月に200Mシンガポールドル(だいたい150億円くらい?)のボリュームがあるようです。英語とか単位とか苦手なので・・・。
人工知能ベースのカレンダーアプリなどを作るTempo.AIとか先日DACとも提携した動画広告のTubeMogulなどアメリカ企業への出資が特に最近は盛んな気がする。ポートフォリオを見るとシンガポール、アメリカ、中国、香港、台湾、オーストラリア、イスラエルの企業に投資しています。日本が入ってないのが悔しいところ。
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