CAとアドウェイズのPC、スマホ、フィーチャーフォンの売上推移を見てみた
まずはサイバーエージェント。インターネット広告事業における各カテゴリの売上推移です。期間中、フィーチャーフォン売上が一番多いのは2011年1〜3月で34億円あります。しかしそこから一気に下がっていき、2014年4〜6月は2億円まで落ち込んでいます。PC広告はなんとなく横ばい。しかしスマホ広告は一気に伸びてます。2011年10〜12月にはフィーチャーフォン売上を抜き、2014年1〜3月にはPC広告売上も抜きました。
次はモバイルアフィリエイトのトップ企業として君臨したアドウェイズ。CAと異なりフィーチャーフォン売上がPCを凌駕しています。CAと同じく2011年1〜3月がフィーチャーフォン売上が最大となっています。どうやらこの2011年1〜3月がフィーチャーフォンとスマートフォンの転換ポイントだったのかもしれません。PC売上は2012年くらいから伸びていましたが、2013年10〜12月にスマホ売上に抜かれてしまいます。いや、しかしフィーチャーフォンの売上比率凄いっすね。このグラフを見た後に改めてやましょうさんの記事を見ると感慨深い。
両社とも異なる売上推移を形成していますが、2011年1〜3月以降のフィーチャーフォン売上の下降と、2012年末前後のスマートフォン広告のPC売上逆転は共通してるようです。もっと社数を増やして比較しても似たような感じになりそうですが、時間があったら他社も調べてみようかと思います。
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