e-まち「シェアリー売却」でクーポン業界が変わるのだろうか？

IRORIOさんの「雨後の竹の子の如く生まれた日本のグルーポン系サイトは今？大手広告代理店、大手新聞社、ホリエモンもみんな失敗してた」というエントリーを昼間に読んでて「あぁ、いろいろあったなぁ」と郷愁にふけっていたら、e-まちが「シェアリー売却したから特別利益でたお」っていう適時開示（PDF）見てビックリしました。

クーポンサイトjpさんの調べによると、シェアリーは業界3位のようです。2強は強すぎるけど、第2グループは僅差の争いのようです。現在はシェアリーとくまポンは提携しているようですが、今後はどうなるんでしょうか。


クーポン共同購入サイト 6月（2012/6/1-6/30）の売上ランキング（クーポンサイトjp調べ）



グルーポンジャパンは光通信系出身の方の会社の系列、シェアリーは光通信系、ポンパレはリクルートのホットペッパー部隊が売ってるようですし、くまポンのGMOも営業は強い。やはりクーポン系は営業力と資本力勝負なのかな。あと、一休、LUXA（ビズリーチ）のように高級志向のユーザーを持っているとこも良さそう。

いずれにしても激しい戦いが一段落して、今回のシェアリー売却を契機にクーポン戦争第二章が幕を開ける予感もしないこともない。


で、e-まちがシェアリーをどこに売ったかは知っているのですが、秘密っぽいので、言わない方が良さそうなので言いませんが、個人的にはちょっと意外なとこが買ったなという感想。


【追伸：20120902】
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD310EN_S2A900C1TJC000/
というわけで、ようやく好評されたようです。シェアリーの売却先は楽天でした。提携してたGMOか出資してたSBIか、はたまた光出身者のGROUPONかと思ったけど、聞いて少し驚いた。おわり。


【追伸2：20120904】
クーポン業界相関図