CROOZがゲーム事業を譲渡し「SHOPLIST」に経営資源を集中するという大胆戦略を発表!
・高成長のSHOPLISTへ事業構造転換 経営資源の集中のため、不確実性の高いゲーム事業を譲渡
・SHOPLISTに経営資源を集中、M&Aを積極化 ファッションキュレーションメディアを取得
ここ数年はソーシャルゲーム事業とコマース事業の2本軸で業績を伸ばしていたクルーズですが、柱の一つであるソーシャルゲーム事業から撤退(社長直下の子会社でチャレンジは継続)し、もう一つの柱で業績が伸びているコマース事業(「SHOPLIST」)に経営資源を集中させるという発表。さすが思い切りが良い。
以前にも書いたのですが、やはりクルーズのピボットの思い切り、生命力は多くのスタートアップ、ベンチャーは参考にしたら良いのではないかと思っています。
ざっくりとクルーズの沿革を描いてみましたが、営業代行や業務請負などで創業し、人材事業(後にMBOし、現在はギークス株式会社)、モバイル公式CP、モバイル検索エンジンと軸足を動かしながら、時に大胆に事業売却をし、成長を続けながら再度事業の柱をピボット。なかなかできない大胆な経営だと思うんですよねー。
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