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「Fintechの雄」GMOペイメントゲートウェイの見事な業績推移と意外と知らない沿革

かつて所属していた会社(今も非常勤で所属してるけど)の関係で昔からいろいろとお世話になっていたGMOさん。そのグループ会社の中でも一際調子が良さそうなのが決済事業をやってるGMOペイメントゲートウェイ。去年「株価が好調そうだよ」って記事を書いたけど、チャートを見ると今年の始めにかけてさらに上昇したみたい。今は少し落ち着いて時価総額は約1,900億円くらいですが、それでもGMO本体より高い。いろいろ興味深い。

GMOペイメントゲートウェイ

2000年以降の売上高、経常利益の推移なんですが、見事なグラフが出来上がりました。曲線を描きながら伸びる数値。いやぁ凄い。

さてそんなGMOペイメントゲートウェイですが、その沿革はあまり知られていません。設立から上場までを中心に沿革を図にしてみました。

GMOペイメントゲートウェイ

元々は1995年に設立されたカード・コール・サービス社(以下C社)が始まり。その後インテグラン社が親会社になり、2000年4月には現在GMOペイメントゲートウェイ代表の相浦さんがカード・コール・サービス社の代表に就きます。直後にインテグランがエムティーアイにC社の株を売却し、エムティーアイがC社の親会社になり、C社はカードコマースサービス(以下CCS社)と社名変更します。

しばらくして、GMO(当時はグローバルメディアオンライン)がCCSホールディング社(CCS社を所有することを目的とした持株会社)を買収。それによりCCS社はGMOグループ入りします。

一方1999年に設立され、現GMOペイメントゲートウェイ社取締役副社長の村松さんが代表を務めていたペイメント・ワン社。2002年にGMOグループ入りし、事業を運営してましたが、2004年11月にペイメント・ワン社のクレジットカード決済事業をCCS社に譲渡します。

そういう流れの元、2005年2月にCCS社は新たにGMOペイメントゲートウェイと社名を変更し、現在に至るというわけです。たぶんこんな流れです。


今風に言えば「Fintech」的な会社ですが、本業だけでなく、東南アジア等でも積極的に子会社設立、投資を行っており、目が離せません。



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