企業価値600億とも言われる『FANCY』をさらっと調べてみた
まずは概要ですが、WIREDの記事に詳しく載ってたので、そちらを紹介します。
>INTERVIEW 急成長ソーシャルコマース「FANCY」は、なぜセレブに支持されるのか?
記事にもある通り、日本ではモバイルコマースが活発なので、上手くやれば上手くいきそうな気もします。ただ日本におけるPinterestの現状を見てると課題も少なくないのかなとも思えます。
FANCYの経営陣。アインホーン兄弟を中心に運営されています。ボードメンバーは豪華。Twitterの共同創業者で、その後Squareを立ち上げた生ける伝説ジャック・ドーシーやFacebook共同創業者のクリス・ヒューズ。そして、グッチ、イヴサンローラン、アレキサンダー マックイーンなどのブランドを傘下におさめるケリングCEOのフランソワ・アンリ・ピノーなど錚々たるメンバー。
現在の年間売上は35M$ということなので、35億円くらい。企業価値は600M$くらいついているらしい[参照]。それに対して、これまで調達してきた額が119M$。
前述のジャック・ドーシーやクリス・ヒューズやフランソワ・アンリ・ピノー率いるケリングが出資しています。その他、業界内外の大物も多数参加していますが、やっぱりウィル・スミスの名前が目立ちます。FANCYの他にもBioBeats、Chromatikなどのスタートアップにも出資をする投資家としても有名。最近豪邸を売ったとかニュースになってますが、今後の投資活動はどうなんですかね。
しかし、ジャック・ドーシーって同じ歳なんですよね・・・すごいな。あと、FANCYってFANCLっぽい字面ですね。
【関連エントリー】
・『Fab.com』に出資したシングテル投資部門のポートフォリオ
・ドコモのファンドが動き出したけど、北米では前から意外なとこに出資してたんだなぁって思った件
・『BUYMA』と『Kaboodle』の提携は良いと思う