気になってた『studygift』がオープンしたそうで
『studygift』は簡単に言うと「学費の払えない大学生向けのクラウドファンディング」なわけだが、現在学費を募っている方がお一人だけなので、彼女に対してのリアクションが殺到しているので、大変そうだなぁと。もう少しして、学費募集者が増えた時にはまた違ったリアクションも増えてきて、サービス自体についての意見とかももっと出てくるんじゃないかなぁって思いますので、そのへんは引き続き注目していこうかなぁって。
ちょっとまだ詳しくサービスを見られてないので、コチラの記事やコチラのtogetterからの情報がメインなので悪しからず。そういえば一時期「togetterはウチが運営している」みたいな噂が流れてたけど、ウチではありません。
この『studygift』で必要学費の75%までサポートできるってのがミソかなって。50%くらいでもいいかもしれないけど、まぁそこは置いておいて。例えば100万必要だとして、25万を稼ぐ。大学の学費は年間100万くらいなので、年間で25万円は自分で稼ぐわけ。それくらいならラクに稼げるはず。さすがに100万をってなるとなかなか難しい。
今後、いろいろな改善がなされると思うし、何よりスピーディにオープンまで持ってったのは素晴らしいなぁって思うのです。
ちなみに僕は大学を2年春に中退しました。主な理由は学費です。
1年前期の学費は親が出してくれましたが、その後、事業が急変して支払が難しい状況に陥りました。1年後期は親戚などを頼って何とか工面しましたが、それを続けていてもしょうがない。そう思って、それまでやっていたカラオケ屋のバイトをやめて、春休み(2月3月)にみっちりと警備員のバイトを入れました。深夜にほとんど人気の無い施設の待機部屋(プレハブ)で「現世と隔絶されているような孤独感」を感じながら、2ヶ月で45万円を稼ぎました。半期分の学費くらいにはなりました。このお金を丸々と納めて、また半年間で後期分を稼いでいけば大学に通う事はできるなって。でも思ったんですよね。何のために大学に行くんだろうって・・・。
結局2年前期の学費は納めず、中退しました。
某有名奨学金も問い合わせたんですが、1年だったので、出資査定で「高校時代の成績」を持ち出されまして。高校時代は確かに成績悪かったけど、それでもその後勉強して大学に入ったわけで、今更高校時代の成績で査定しますって言われても・・・というわけで審査には見事に落ちたのでした。
というわけで『studygift』は、企画の話が持ち上があった時から注目してたわけです。僕が大学1年の時にもしこのサービスがあったら利用したかもしれません。利用しなかったかもしれません。当時の気持ちにならないとわからないけど、こういう「一つの方法」があってもいいんじゃないかなって思います。