「バハムート」ってなんぞや?
Mobageで展開されているCygamesさんの『神撃のバハムート』や、GREEで展開されているオルトプラスさんの『バハムートブレイブ』など最近よく「バハムート」という単語を目にします。「バハムートって何だよ?」と思っていたのですが、昔からファイナルファンタジーなどで登場してたらしく単語自体は昔から知られていたようです。僕はどちらかというとドラクエ派だったので知りませんでした。
「バハムート」といえばドラゴンのイメージなのですが、調べてみると元々は全然違うみたい。
旧約聖書に登場する(元々は水中にいたようですが)陸で生活する獣「ベヒモス」が語源で、ベヒモスのアラビア語読みが「バハムート」だそうです。元来陸で生活する温厚な草食獣だったベヒモスが中世以降になぜか悪魔として扱われていき一般化。そういう流れから、ゲームにおいては敵キャラ的に扱われているのですかね。しかし、そもそもここまでドラゴンの姿の話は無し。なぜ「バハムート=ドラゴン」になったのか。
どうやら「RPGの元祖」と呼ばれるゲーム『ダンジョンズ&ドラゴンズ』においてバハムートがドラゴン型として登場したのが始まりのようです。旧約聖書における姿、中世の変化、イスラム世界での取扱いなどなどがごっちゃになってドラゴン型バハムートが誕生したような感じ。それ以降前述の通り日本でもファイナルファンタジーなどでドラゴン型バハムートが一般化し、今のソーシャルゲームでの活躍に至るというわけです。
全てWikipediaの情報なので信憑性はわかりませんが、面白い変化だなぁと思いました。インターネット全然関係無いエントリでした。