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インターネット界隈の事を調べるお

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結婚式情報、口コミ業界は王者リクルートVSヤフーという図式になるのでしょうかね

ヤフーが『みんなのウェディング』に出資したそうですね。出資比率は10%超とのこと。全く爆速だなぁ。わからないけど。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20130204/243269/

『みんなのウェディング』は元々DeNAの新規事業としてスタートしたわけですが、その後切り離して独立路線でいってたのですが、今回ヤフーという超巨大資本の下へ加わっていったと。まぁ独自で結婚式クチコミサイトをやるのはしんどいと思うので良かったんじゃないかと。

ベーシックがわりと力を入れて推し進めていた『CRAS』をマイナビに去年暮れに譲渡したり、エンジャパンがやってた結婚式情報サービスも去年サービス終了した。市場はあるけど、なかなか難しそうなジャンル。プレイヤーが多すぎるんだと思うのですよね。



あまり詳細に調査したわけではないので、専門家的には微妙かもしれないけど、一応のポジションマップを作ってみた。何が言いたいかというと「ゼクシィが強すぎるんだよ!!」ってことです。各サービスは「打倒ゼクシィ」を掲げて日々精進していることだと思いますが、如何せん巨大な敵です。上場を控えてさらに攻勢に出そうなリクルートに対抗できるのはもはやヤフーくらいかもしれません。

以前書いたエントリーの通り、「結婚式情報」部門はゼクシィを掲載しているヤフーですが「転職」部門と同じく徐々にリクルートと距離を置いていく方針かもしれません。(とは言え、協業するとこは引き続きガッチリやってるので、大人だなぁと思うわけですが)




人口が少なくなれば当然結婚する組数も減るわけで、市場自体は緩やかに下降していくんじゃないかと思うんです。組単価を上げれば市場規模はキープできるのかもしれないけど、今や結婚する組の30~40%は式をあげない。食事会程度で済ませてしまう組を合わせると全体の60%くらいになるんじゃないかと。業界ではそれら「なし婚」カップルへの提案ってのを強化しているっぽい。サムライインキュベートさんからも『Bouque』という「事前に結婚式会費を集める」サービスも出た。これは結婚式をしない理由の一つである「資金がない」というものをカバーしようとしたサービスだと思う。それも理由にあるかもしれない。ただ他にも理由はあるはず。「なぜ式をあげないのか?」の答えを見つけ出すのも今後の結婚関連サービスのカギかもしれないなぁ、と。


ちなみに僕は結婚式も結納も食事会も両家顔合わせもやっていません。


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【参考】
http://www.yano.co.jp/press/pdf/896.pdf
http://www.tgn.co.jp/company/vision/trend/index.html




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