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インターネット界隈の事を調べるお

そうは言ってもアイレップって堅実で強いなぁと思った話

アイレップ第一四半期決算が発表されて営業利益が前年同期比47.6%減らしい。オフィス移転とか積極採用とかR&D活動でコストがかかったようです。でも最終的にはそれなりのとこに持っていくんだろうなぁと思うのです。それがアイレップ。

「SEO」で上場しているのはアイレップ、フルスピード、アウンコンサルティングの3社。堅調なアイレップと苦しんでる2社。売上の推移はこちら。



2007年、2008年ってSEO業界的にはとても盛り上がってた。2007年夏にフルスピードがIPOを果たして、その利益率の高さから想定以上の株価がついたのを思い出すわけです。しかし2009年くらいから過当競争やらなにやらで場が荒れてきて、2010年暮れのYahoo! JAPANのGoogle検索エンジン導入、2011年~12年のパンダ・ペンギンなどなど。各社ともSEO事業に関して見直しが必須となっていったわけです。

そんな中、アイレップは2009年にちょっと落ち込んだものの、常に安定した利益を出してきました。



アイレップにはSEO界隈では超有名な渡辺隆広さんが在籍しています。また最近では『nanapi』のSEOに携わったとして有名な辻さんを輩出するなどSEOの安定施策には定評があるのかなと。しかし、業績の安定に欠かせないのはリスティング事業だと思うのです。前述の通りSEO界隈で有名な方を擁しているにも関わらずアイレップと言えば「SEOの会社」というよりか「リスティングが凄い会社」というイメージがあります。きっとそう感じているのは僕だけではないはず。SEOイケイケの時代にも粛々とリスティングやその他の商材なども同じように育成していった結果だと思ってなりません。

まぁなんといいますか、いろいろと堅実ですよね。DACグループとしてグループ各社との連携やシナジーも上手くいってる風に見えます。というわけで、冒頭の件ですが最終的にはそれなりの数値を出してくるんだろうなぁと思うわけです。

オーディエンスターゲティングやらリタゲやらのデータもたくさん持っているだろうし、今後はそのへんの活用なども注目です。



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【P.S.1】
全然今件と関係ないのですが、ちょっとションボリしてます。やはり「声をかける」側ではなく、「声をかけられる側」にならないといけないなぁと実感しました。とりあえずもろもろ頑張ろうと思います。どのように頑張るかは模索中。

【P.S.2】
全然今件と関係ない私的な事ですが、やっぱり面倒な感じになってきたので、とりあえずもろもろ頑張ろうと思います。大人って・・・。

【P.S.3】
オルトプラスとオイシックスのIPOの件は別途書けたら書こうと思います。取り急ぎ前者については関連記事を本店で書いたのでよかったら。あと、去年書いた「2013年IPO予想」も。あ、あとTwitterの足あとのこととかも書きたいなぁ。




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