『Pitta!』で有名なデジタライズがサイブリッジの子会社に
サイブリッジ、株式会社デジタライズの株式を既存株主から取得し連結子会社化。中国・四国エリアでの事業展開を強化
今後はサイブリッジグループの一員として、中国・四国の地方での顧客開拓を強化して行くとともに、戦略的開発拠点として積極的なエンジニア採用を行ない、ソーシャルゲーム・ウェブアプリケーション開発や自社メディア、アプリなどの強化を図っていく予定です。
デジタライズと言えば僕なんかは『Pitta!』をやっている会社っていうイメージなのですが、プレスリリースには『Pitta!』についてはさらっと流しただけで、あくまでサイブリッジの最近のM&A戦略である「開発リソースの確保、販路拡大」に沿った形での文章となっています。それはそれで正しいのですが、「『Pitta!』はどうした?」と思ってしまうのです・・・。
しかしサイブリッジの動きはとてもアグレッシブですね。先日は「サイブリッジアジアをベトナムに設立」したし、アジア展開も具体的に進んでいる感じで素晴らしいところ。これまでのサイブリッジの歴史はこちらのエントリーをご覧下さい。今件も追加させて頂きました。
一方、デジタライズは2008年と2009年に総額2億ちょっとの資金調達をしています。出資したのはngi group(現ユナイテッド)、広島ベンチャーキャピタル、エス・ケイ・ベンチャーズ、とっとりキャピタル、ごうぎんキャピタル、大和SMBCキャピタル、いよぎんキャピタル、中国銀行です。その中でもngiは1億はいかないだろうけど、7,000万くらいは出資してそうな感じです。彼らは『Pitta!』に投資したんですよね。
これだけ調達していると、当時の売上規模から考えても結構な株を放出している気がするのです。今回サイブリッジが「どの株主から」「どれくらいの割合を」「どのくらいの金額で」引き受けたのかが興味があるのですが、さすがにそこまでわかりませんでした。とりあえずVC達はひとまずここで区切りをつけたって感じですかね。
しかし『Pitta!』はどうなんのかな?って思ってたら・・・なるほど。広告事業は分割するようですね。そうなるとやはりサイブリッジとしては規程の戦略に沿った形での投資となる感じですね。
===以下修正しました=======
ラポール株式会社の代表の高橋さんって方は藤高屋というアプリ開発の会社を経営してるようで、藤高屋のオフィスがラポールの所在地と同じです。ラポールのドメイン取得も藤高屋がやっています。藤高屋とデジタライズの接点はわからないのですが、デジタライズ社長の藤本さんと高橋さんの会社だから「藤高屋」なのかもしれないなぁと妄想したり。
まぁそれはさておき、サイブリッジは積極的だなぁと改めて思う今日この頃。暖かくなってきましたね。