企業価値1,350億とも言われる『SurveyMonkey』をさらっと調べてみた
不勉強なもので、『SurveyMonkey』って知らなかったのですが、何だかすごいですね。以下CNETの記事から抜粋。なんでsurveymonkeyが$1.35billionという莫大なバリュエーションが付いてるのか調べてほしい。。//企業価値600億とも言われる『FANCY』をさらっと調べてみた http://t.co/MvdapAdRH7
— Daisuke Hiraishi (@Hiraboo0729) September 24, 2013
・190カ国・16言語で展開
・月間のユニークビジター数は7500万人
・1日に回収されるアンケート数は220万以上
・米国Fourtune500にあげられるトップ企業の99%に導入
・米国では政府やNPOが半数を占める。
とのこと。日本では2011年6月からサービス提供開始され、ANAや無印、TOYOTAなどの大企業で使われてるみたい。IT系ではミクシィとかもサービス改善に利用しているらしい。去年末にはGMOリサーチとも「戦略的」提携をしています。前にも書いたけど、「戦略」のない提携ってなんですかね・・・。
アンケートの作成は結構難しいのですが、「質問バンク」なる新機能がリリースされ、より簡単にアンケートを作れるようになったみたいです。でもやっぱり『SurveyMonkey』の売りは分析機能なんでしょうね。アンケートを集めて、生データをどどーんって出して「ふむふむ」って眺めるだけのとこも多いと思うけど、データは分析して活かしていかないと意味がない。(←自戒)
で、冒頭の疑問ですが、$1.35billion=1,350億円のバリューがついている理由ですが、2012年度の売上が113億円で、営業利益が62億円と現段階でもかなり優秀な数値のSurveyMonkey社。仮に50億円が純利益だとしたらPER27倍なので、むしろ堅い方の値付けかもしれないなぁって。
SurveyMonkey社はこれまでVenture Round、Series A、今年1月のPrivate Equityで合計$515Mを調達してますが、一方でDebtでこれまで$450Mを調達しているみたいです。ちょっとこの辺よくわかんないので、詳しい人に今度聞いてみようと思います。軍曹あたりに。
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