日本だけでなく東南アジアでも加熱する決済サービス
モバイルゲーム会社などが東南アジアに進出する際に障害になっているらしい「決済問題」を今回のファンドの投資先などが解決していけば、日本のゲーム会社だけでなく、様々なコンテンツ会社が東南アジアに進出することができるので、今後の活動がとても興味深いです。特に市場が大きいインドネシアへの進出が加速するかもしれません。
>ソーシャルゲーム、東南アジアで普及へ「決済」の壁 [日経]
『Friendster』などを傘下にかかえるマレーシアのMOL Globalも今年インドネシアの決済会社を買収、ドイツの決済サービス大手ワイヤーカードもいくつかの東南アジアの決済会社を買収しているようですし、この地域の決済事業はとても盛り上がっているみたい。今回のGMOの動きはGMO PGの村松さんが主導しているんだろうけど、現地でこの盛り上がりを実感しているんだろうなぁ。
>モバイル決済への対応度、東南アジアではシンガポールがトップ、フィリピンが2位 [THE BRIDGE]
この地域では決済においてプリペイドカードが主流のようだけど(ゲーム会社ミグ33の売上の90%はプリペイドカードによるものらしい)、それ以外の決済サービスは未開拓。いろいろな障害もあるだろうけど、それだけポテンシャルが眠ってるわけで。携帯普及率の高さを活かしたいところですね。
日本も東南アジアも「決済」が熱いですね。
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