リブセンスが大塚家具と始めた『kaguno(カグーノ)』をSEO的にちょっぴり眺めてみた
リブセンスから新サービス『kaguno』がリリースされました。大塚家具の商品を取り扱うECサイト。リブセンスとしては昨年公開し、既に閉鎖してしまった『cospa』のリベンジとも言いますか、とにかく再びECにチャレンジしてきました。ところで去年最初に『cospa』の記事を書いたのも4月24日。ちょうど一年経つんですね。
『cospa』は商品をおそらくスクレイピングして持ってきてたのかなぁ?と思うのですが、今回の『kaguno』は大塚家具と業務提携して実現したサービス。『door賃貸』はネクストとの提携によって展開されていますが、同じような感じ。やはりこれが良さそうなイメージ。
で、今回も『cospa』の時同様にSEO的にすこーしだけ見てみました。
【hタグ】
僕は結構hタグを重要視しているのですが、リブセンスはあまり重要視していないのかな?って印象。h1は「一目ぼれ出来る家具から、一生愛せる家具まで。」というサイトのコンセプトコピー。これはいつしか自然と上がってくるはずなのでh1にしなくてもいいかなぁと。h2も普通にサブタイトルに使用してます。ひょっとしたら最近は強調ダグが重要じゃないのかも…そんな気もしてきた。
【キーワード】
大塚家具が「最低価格保証」をポイントにしていることから、『kaguno』でも同様にそのキーワードを絡めたいのかな?と。ちなみに現状「家具 最低価格保証」では2ページ目にきています。早い段階で1ページ目の上位にいくと思います。長期的には「インテリア通販」とかで上位を取っていきたいのでしょう。
【下層ページ】
リブセンスといえばテールのSEO。
以前『cospa』を取り上げ、トップページのSEOについて言及したのですが、リブセンスの元関係者の方がソーシャルで「リブセンスはテールなんだから、トップを調べても意味がない」みたいな事を仰ってました。僕もそれは当然知っているのですが、さすがにリリース直後で下層ページのSEO状況が悪く、軽く取り扱ったのですが…。
今回の『kaguno』もまだまだサイト全体が強くない状態なのですが、インデックス数は一昨日のリリースから170→210、そして今日は672と凄い勢いで増えている。来週には下層ページのSEOも強くなっていきそう。
構造的にはカテゴリ(item)、スタイル(style)、ブランド(brand)、デザイナー(designer)に分けられてる感じ。でURL的にはこんな感じで遷移します。
item→item/sofa→detail/×××
style→style/○○○→search/sofa-○○○→detail/×××
brand→brand/□□□→search/sofa-□□□→detail/×××
designer→designer/△△△→search/sofa-△△△→detail/×××
searchのとこが特徴的かな。普通に/style/○○○/sofa/とかからdetailに流れるサイトが多いけど、ちょっと違う。どんな順位になるか楽しみ。search/のページがポイントになりそう。ちなみにkaguno.com/style/index.htmlみたいなページが存在しないのも興味深いところ。あった方が良さそうな気もするけど。
とにかく今後も定期的にチェックしていこうと思います!
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