時価総額がIPO時から9倍となったリブセンスの『cospa』を調べてから2ヶ月経ったのでSEO的にどのように変化したかを調べてみた
※かっこつけて英語でタイトルつけてみた。
まぁそれはさておき『cospa』が2ヶ月経って、SEO的にどのように変化したかを調べてみました。
【hタグ】
前回「h1→h3→h2」という順番で設置してあったhタグですが、やはり間違いだったのか、それとも実験の効果が無かったのかわかりませんが、現在はh1→h2→h3というセオリーどおりに設置されていました。
■h1タグ:「価格を比較する」・・・前回は「cospa」
サイト名でのSEO対策に一応の成果を感じ、事実上のメインキーワードである「価格比較」を狙ってきたのかな。ちなみに前回「cospa」で4位でしたが、現在3位。やはり上位は強い。しかし「価格比較」で20位までやってきています。
■h2
設置数が増えてました。前回の設置部分の他、カテゴリのタイトル部分にも設置してるようです。
【狙ってるキーワード】
前回調べたキーワードの順位に変化がありました。
>通販 最安値:1位(前回:7位)
>通販 最安価格:5位(前回:18位)
>通販 価格比較:24位(前回:43位)
結構上がってきてます。さらに単独ワードでも上位にきはじめています。
>価格比較:20位
>最安価格:2位
>最安値:5位
”あの比較サイト”に肉薄している感じです。さすがですね。
【下層ページ】
トップページとは異なり調子が悪いのが下層ページ。調子が悪いのか実験しているのかわからないのですが、特徴的なポイントがあります。ノートパソコンのトップページは「ノートパソコン 激安比較」がメインキーワードのようですが、タブレットでは「タブレット 安い比較」となっており、スキャナーのページでは「格安価格」となっています。複合ワードを使い分けているんです。最初からか最近なのかわかりませんが特徴的な部分かなと。
【最後に】
やっぱり『cospa』はまだテスト版だと思いました。でもこれだけ作ってあるとSEOの実験もできるし、効果が出たものは『ジョブセンス』とかにも活かせる。”あの比較サイト”は強いんだけど、突破口さえ見えればいけなくもないのかな。
【蛇足ですが・・・】
個人的には『ジョブセンス』の方で「お祝い金」でSEOやった方がいいのかなって思ったり。「祝い金」では1位なのですが、「お」が入ると途端にいなくなってしまう。1ページ目はだいたい結婚式の「お祝い金」関連のサイトがランクインしてるんだけど、『マイベストジョブ』と『レッツゴーバイトドットコム』というバイト求人サイトがいるんです。そっちに流れてしまってる人も少なくないのかなぁって。
『ジョブセンス』のサイトを見ると「祝い金」ってなってるので、本来「お」無しが正しいのだろうけど、インタビューとか記事とかでは「お祝い金」ってなってるケースが多いので・・・。「祝い金」っていうと何か丁寧な言い方ではないから「お祝い金」って使ってしまうんでしょうね。難しいところです。
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