ソフトバンクによるSnapdeal本格資本参加でインドECは三国志状態
ちょっと前から噂にあったソフトバンクによるインドEC大手Snapdeal出資が決まったっぽい。S社株式35%を650Mドルで取得したとのこと。去年も75Mドル出資してたけど、今回はガッツリ取りにいきましたね。※75M出資は事実ではないとの噂。
一方王者Flipkartはインド国内のAlexaランキングでは5位まで上昇。Google、Facebook、そしてFlipkartという感じ。大手ECのMyntraを6月に買収するなど国内トップの牙城は揺るぎないものになっています。7月に1Bドルの調達ではDSTなどの既存株主の他、シンガポール政府投資公社も参加してます。
「これでいよいよFlipkartとSnapdealの一騎打ちだなぁ」と思ったのですが、JABONGも意外と頑張っていて、Alexa的にはSnapdealに追いつきそうな勢い。Roket Internetがやってるんですね。というわけで一騎打ちではなく、三国志状態みたい。どこが魏でどこが蜀とかはみなさんで想像して頂ければw
しかし、シンガポール政府はテマセクがSnapdealに、GICがFlipkartにとそれぞれ張ってるあたりしたたかだなぁと。あとロシア系の動きも興味深いですね。
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