【第5回】ベンチャー企業の決算説明会資料で個人的に気に入ってるもの(2017年夏)
1.ほぼ日
糸井重里氏率いるほぼ日。手帳の売上が7割くらいあるので四半期によって売上が結構違う。資料の特徴としては、書かれているテキストが口語というか柔らかい。まるで糸井氏が話しているかのような言葉で書かれているのが他社と大きく違う点。余白の多さも良い。
2.GameWith
先日上場した平成生まれの今泉社長率いるGameWith。横長のスライド。最近ちらほら見かける。コーポレートカラーの緑でほとんど作られていて、一部同系色が使われているが、全体的に色数が少なくて好み。
3.VOYAGE GROUP
表紙はドーンと黒背景。中身は白背景ですが、グレーを基調に構成されていて、色数も少なくて好みのカラーリング。構成的にはオーソドックス。
4.オイシックス
先日会社名を「オイシックスドット大地」に変更し界隈が少しざわついたオイシックス。次回からがらっとデザインが変わるかもしれない。「自然」を思い浮かべるキーカラーで企業、サービスの特徴を表してるなーと。
5.PR TIMES
ネイビーがきれいなPR TIMESの決算説明会資料。上記GameWith同様、かなり色数が少ないのでさっぱり爽やか。フォントも細くてこだわってる感ある。
6.うるる
今年上場したうるる。クラウドソーシング「シュフティ」がメインかと思いきや、個人的にはかなり「なるほど」と思ったビジネスモデルで興味がある会社です。オレンジ系のキーカラーでまとめられてます。全体的にすっきりしてる気がします。
7.D.A.C.ホールディングス
DACとアイレップが合体してできたDACホールディングス。DACっぽい寒色とアイレップっぽい暖色がうまくまざりあってます。色数が少なく、余白も適度にあってすっきりしてます。
8.アクセルマーク
コーポレートカラーのオレンジを中心に個人的に好みの配色でまとめられてるアクセルマークの決算説明会資料。非常にわかりやすい資料じゃないかと思います。
9.アイスタイル
過去に取り上げていたと思ってたけど取り上げてなかったアイスタイル。黄緑を中心に色数少なくまとめられています。情報量が多く、前に取り上げたGMOペイメントゲートウェイに似てる気がします。勉強になる資料。
10.TOKYO BASE
STUDIOUS、UNITED TOKYOなどを展開するアパレル企業。「ネット系」ではないのですが、EC比率が比較的高いのが特徴なので取り上げてみました。カッコ良くモノトーンでまとめられた資料でオーソドックスな作りですが、スタイリッシュ。
というわけで10社取り上げてみましたが、どうですか?また半年から一年後くらいに第6回をやろうと思います。あと「勝手に決算説明会資料を作ってみた」という企画を近々やってみようと思いいます。
【過去の決算説明会資料シリーズ】
【第1回】2014年9月公開(スタートトゥデイ、エニグモ、ユナイテッド、サイバー、リブセンス、DeNA、GMO PG、アドウェイズ、CROOZ)
【第2回】2015年8月公開(コロプラ、リアルワールド、弁護士ドットコム、ザッパラス、セレス、イード、オールアバウト、メディアドゥ、さくらインターネット)
【第3回】2016年4月公開(ブランジスタ、ベクトル、ペパボ、ピクスタ、ガイアックス、ロックオン、ファンコミ、メドピア、フルスピード)
【第4回】2017年1月公開(アトラエ、Gunosy、ユーザベース、LITALICO、ネクスト、ベガコーポレーション、インタースペース、)